毎年好評を頂いているしめ縄アレンジ。
私のアレンジのデザインは、しめ縄に水引きをからめ、縁起の良い鶴を添えます。
今回は水引きで淡路結びも皆様に作成してもらいポイントにしました。
大盛り上がりのイベントのご様子をご紹介しますね。
日本の伝統文化 水引きで作る淡路結びとは?
淡路結びは、鳴門の渦潮の形から来ています。食べられるアワビの形にも似ているから別名鮑結びとも呼ばれています。
お祝いごとや、弔事に使用される基本的な結び方です。
簡単には解けないため、末永くつきあう、固く結ばれると言う意味があります。
固く結ばれ離れない願いを込めて婚礼関係に、または、2度と繰り返さないように(今回限り)との願いを込めて弔事関係やお見舞、全快祝い、災害見舞いに用いられてきました。
この淡路結びは、一番最初に作ってもらいます。
なぜなら皆さん始まると夢中になってしまい、なかなかお話を聞いてくれないからなんです。(笑)
イベントでは、テーブルを周り、お一人おひとり丁寧にご説明しているので、全員が淡路結びができるようになってくれます。
ワイワイしながら、大小色々なラメ入り水引きの淡路結びができました。
この淡路結びは、一番最初に作成します。なぜなら皆さん始まると夢中になってしまい、なかなかお話を聞いてくれないからなんです(笑)
本当は教えたくない しめ縄アレンジのポイント7選は?
私はあまり見本をお見せしません。なぜなら皆様の創造性を大切にしたいからです。
世界にたったひとつの自分だけのしめ縄アレンジを作って欲しいから。
ずっとそういう想いでレッスンしてきました。
1.今回のアレンジは、花材の量からして、1カ所または2カ所までをポイントとして欲しいこと
2.とりえず、接着する前にデザインして花材を置いて欲しいこと
3.お花から置いても、松や笹から置いても良いこと
4.松や笹にはワイヤーが入っているから立体的になるよう動きを出して欲しいこと
5.躍動感を感じられるようにすること
6.どこに置いていいかわからない花材は最後に残して、再度全体を見て考えてほしいこと
7.水引き淡路結びは最後にデザインしてほしいこと
をお伝えしました。
鶴をしめ縄アレンジに添えると縁起が良い理由
千羽鶴を折ったことが、誰しもあると思いますが、私もそのうちの一人です。
義母が入院している時に折った記憶があります。
病気快癒を願うシンボルとして、昔から慕われていますよね。
それから、「鶴は千年」と言う言葉があるように長寿の象徴でもあります。
その上、鶴は夫婦仲が良く、一生連れそうことから「夫婦鶴」(めおとづる)と呼ばれ、夫婦仲の象徴です。
願いを込めて折り紙で、千羽鶴にする習慣は、室町時代に始まり、江戸時代には病気回復や必勝祈願など、現在のように様々な願いごとをするために千羽鶴を作るようになったといわれています。
衝撃!!帰り際に教えてくれたお客様の心の内のひとこと
全くの初心者さまばかりでしたが、それぞれにオリジナル作品を仕上げてくれました。
担当者さまからは、
「皆さんとても楽しんで作成していました。」
「集中して作業している様子でした。」
「先生の盛り上げ方もすごい。」
「今まで色々なイベントをしてきたけど、今までで1番良かった」
と大好評でした。
この言葉よりもっと衝撃的だったのは、
お客様からの一言
「私実は、今日来たくなかったのよ。OOさんに言われ渋々来たけど、、、こんなに楽しいとは思いもしなかった。ありがとうございました。早速、帰ったら飾りますね」
え~本当は来たくなかったの、、でもそれを私はひっくり返すことができたのね。と内心思いました。
支店長さんは、「来年春にはフラパージュの扇子やりますから」と自ら何人かに告知してくれていました。
ありがたいことです。
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